6.3 -
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Parts catalogue
重要
本セクション内で参照番号が太字で記載されている部品は、この分解図の部品と同一部品である事を示します。太字の参照番号の部品は、本文中の図には記載されていません。
プライマリードライブギアの取り外し
参考
説明を分かりやすくするために、図はフレームから取り外された状態のエンジンを示しています。
 
プライマリー(3)ドリブンギア(C)をベアリングとオイルシールと共に抜き取ります。
適切なドリフト(A)およびスタンド(B)を使用して、ギア内部部品を交換します。
オイルシール(2)を取り外した後、2個のベアリング間のスペーサー(5)を横によけて、ベアリング(4)のインナーリング部を外側にたたき、ベアリングの表面と同じ位置になるまで移動させます。
垂直にベアリングを取り外すには、たたく位置を変え続けます。
この作業を繰り返し、ベアリング(6)を取り外します。
重要
ベアリングを取り外した場合は、必ずオイルシール(2)、専用スナップリング(9)、スペーサー(5)を交換します。 スナップリングとスペーサーは必ず同時に交換します。
スペーサー(7)をギアボックスメインシャフトから抜き取ります。
ドライブギア(D)を取り外す時は、まず先にオイルポンプを取り外します(セクションN2.1、オイルポンプの取り外し)。
プライマリードライブギア(D)固定ナット(1)の安全ワッシャー(8)をまっすぐに伸ばします。
ツール(部品番号:88713.0137)をドライブギア(D)に取り付け、フレームのエンジンマウント穴にピンを差し込み、ギアの回転を止めます。
柄の長いボックスレンチを使用し、ドライブギア(D)固定ナット(1)を緩めます。
ナット(1)および安全ワッシャー(8)を取り外します。
プーラー(部品番号:88713.2092)を使用し、プライマリードライブギア(D)を外し、クランクシャフトとプーラースクリューの間にアルミニウムかブラスパッドを取り付けます。
シャフト上のキー(C)を傷付けないように気を付けます。
プライマリードライブギアの組み立てと噛み合いクリアランスの点検
クランクシャフトの溝付き端部およびプライマリードライブギアの合わせ面を完全に脱脂します。
オイルポンプコントロールギアをケース側に向けて、ギア(D)をクランクシャフトに取り付けます。
ワッシャー(8)およびナット(1)を一時的に固定します。
新品のプライマリーギア(3)を取り付ける場合は、噛み合わせクリアランスを点検します。
ベアリングおよびオイルシールを取り付けたギア(C)をギアボックスプライマリーシャフトに一時的に取り付け、ケースにダイヤルゲージを取り付けます。ゲージの測定子をギアの1枚の歯に当てます。
ドリブンギア(D)を歯が噛み合うまで回転させます。測定子の変位量が0.05~0.07 mm以内であることを確認します。
この点検作業はドリブンギアの16カ所の異なる位置で行ないます。
測定値が規定値以外の場合は、プライマリーシャフト上でドリブンギア(C)を移動します。この場合、スプロケット(D)をクランクシャフトの同じ位置に固定しておきます。 それでもクリアランスが規定値以外の場合は、プライマリードライブギアを交換します。
点検終了後、ナット(1)を本締めします。
ツール(部品番号:88713.0137)をドライブギア(D)に取り付け、フレームのエンジンマウント穴にピンを差し込み、ギアの回転を止めます。
トルクレンチを使用し、ナットを時計回りに規定トルクで締め付けます(セクションC3、エンジン締め付けトルク一覧表)。
ギア(D)上でワッシャー(8)を加工面側およびその反対側のナット(1)側)に曲げます。
クランクシャフトがオイルが無い状態で作動しないように、オイルを補充します。
オイルポンプを取り付け、クランクシャフトに取り付けられたオイルポンプギアとプライマリーギア間の噛み合わせクリアランスを点検します。 (セクションN2.2、オイルポンプの取り付け)
 
1